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相続不動産を売却する時によくあるトラブルについて紹介します!

「相続不動産売却のトラブルについて詳しく知りたい。」

このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

不動産トラブルを未然に防止して、効率よく取引が進められるようにしましょう。

 

□相続でよくあるトラブルとは

 

今回はトラブルについて大きく四つに分けて解説いたします。

特に、相続に関するトラブルは多くの方の悩みの種です。

 

1点目は、誰が相続するのかで揉めることです。

相続の分割方法には、相続割合に応じて分割する方法もあるものの、建物には適用することは難しいです。

そのため、不動産を全て相続した方が、現金を他の相続人に支払う方法や不動産を売却して現金を分配する方法などがあげられるでしょう。

これは、価格変動のある不動産でよく用いられる方法です。

価格変動で大きく値動きがあると、さらにトラブルにつながるケースも考えられますね。

相続人が複数人いる場合は、売却の担当者を誰にするかでトラブルになることもあります。

なぜなら、代表者は往々にして責任が大きくなりやすいからです。

 

2点目は、代償金の支払いでトラブルにつながるケースです。

これは、不動産を相続した相続人が他の相続人に現金を支払う場合に起こり得るでしょう。

現金を即座に用意できない場合にトラブルにつながりやすいです。

代償金の支払いに関していえば、事前に不動産の価格を調査して、現金資産でも支払いが即時にでできるかどうか必ず確認しておきましょう。

 

3点目は、不動産の売却価格でもめることです。

これは、不動産を売却した後のトラブルでよく起こり得るでしょう。

例えば、共有名義のままでは不動産の売却することがスムーズにできないため、相続人の代表者を1人名義を変更して売却を進めると言われています。

しかし、売却計画を立てる最中に、周辺相場より安く代表者が不動産を売却してしまうと、他の相続人の分配金が少なくなります。

 

そのため売却のタイミングや、無断売却などがトラブルの火種になりやすいかもしれません。

あらかじめ、相続者間での話し合いは必要です。

また、具体的な売却価格を数字で決めておくことで、明確な基準が生まれます。

トラブルを未然に防止するためには必ず必要な作業です。

 

4点目は、名義変更が行われていないことでトラブルにつながるケースです。

これを放置してしまうと、つながりの薄い相続人が増えることで相続人の有無がわかりにくくなるでしょう。

また、話し合いが複雑になってしまい、トラブルにつながりやすくなります。

名義変更の手続きは、少し複雑ではあるものの、事前に終えておくことが重要です。

 

このように、相続に関するトラブルだけでも多くの可能性が考えられます。

事前に準備することが、不動産の売却や相続のトラブルを防止するため、相続者間で話をすることを強くおすすめします。

 

□不動産売却のトラブルとは

 

ここからは、売却のトラブルについて解説いたします。

1点目は、業者とのトラブルです。

これは、業者が意図的に相手を騙す悪質な業者も存在することで、起こり得ます。

例えば、契約書に関する説明が不足していることが考えられるでしょう。

これによって、消費者側の取引が不利になるかもしれません。

また、不動産のトラブルの一覧をインターネットで数多く調べられます。

お困りの方は、消費生活センターを利用すると良いでしょう。

 

2点目は、売主と買主とのトラブルです。

これは、説明責任の不足からくるケースがよくあります。

売主の説明責任を果たしていない場合は、当然売り手側に非があります。

トラブルが長引いてしまうと、裁判を行うこともあるかもしれません。

そのため、トラブルが発生した場合は迅速に対応することはもちろんのこと、誠実に対応することはとても重要です。

買主側は、不動産の購入で高額な費用を支払っています。

 

3点目は、建設会社とのトラブルです。

リフォームを行った後に、不動産会社に売却を依頼して無事に売れても、住宅の欠陥が明らかになるケースが考えられるでしょう。

そのため、リフォーム業者も安易に選ぶことはおすすめできません。

手抜き工事を行わない評判の良い業者に依頼することで、費用はかかるものの、トラブルを未然に防止できるでしょう。

 

□売却トラブルの対処法とは

 

1点目は、手数料に関する取り決めをはっきりすることです。

業者への手数料支払いで、金額を無断で決める業者も存在します。

そのため、契約書での明確な金額の算定を要求することが大事でしょう。

 

2点目は、設備トラブルの可能性があれば、買主に提示することです。

不具合がある場合は、売却前に設備に関する取り決めを買主側に提示することが大事ですね。

 

3点目は、周辺環境の事前告知です。

お墓が近い、危険物を取り扱う工場が近くにある、飛行場が近くになる場合などの周辺環境が特殊である場合は、必ず買主に事前に説明しておきましょう。

 

□まとめ

 

今回は、相続不動産売却のトラブルについて解説しました。

不動産に関する悩みは、たくさん考えられます。

不動産についてお悩みの方は一度当社までご相談下さい。