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不動産の価額(2)

前回は、買主さんの予算について書きました。

今回は、売主さんの売価設定(価格査定)について、お伝えします。

 

不動産は、一物四価といわれ、一つの土地に四つの評価(実勢価格・公示地価・固定資産税評価額・相続税路線価)があります。

 

つまり、目的に応じた評価方法があるということです。

 

ここで言う実勢価格が売買の価格になります。

 

私たちは、価格査定を行う時、先に述べた公示地価・固定資産税評価額・相続税路線価と取引事例を参考にして、査定を行う土地(査定地)の基本となる価額を出します。

 

基本となる価額が出たところで、その査定地の状況に応じた調整を行います。例えば、角地なので増額するなどです。

ここまでは現況に沿った査定の内容です。

 

この査定内容に売主さんの事情を加えて、市場に出回るその査定地の価額となります。

 

価額にもっとも反映されやすい売主さんの事情は、売主さんがその不動産の現金化を急いでいるか否かです。

私たちが提案するのは、査定価格の50%~120%を目安に売主さんの事情を考慮します。当然、急いでいれば価額は安くなります。

私たちは不動産所有者様のご事情を考慮した査定書の作成とご提案をいたします。

ご所有の不動産価額が気になる方はお気軽にご相談ください。セカンドオピニオンとしてでも大丈夫ですよ。