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不動産売却で必要な税金とは?分かりやすくご紹介します!

「不動産の売却で税金がどのくらいかかるのか気になる。」

このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。

今回は、不動産売却の税金についてご紹介します。

 

不動産売却にかかる税金とは

 

不動産売却を行うと、必ず発生する税金が二種類あります。

それは「印紙税」「登録免許税」です。

「印紙税」は、不動産の売買契約書に印紙を添付するのですが、ここで必要な税金が印紙税です。

印紙税の金額は、売買契約書の金額で異なることを知っておきましょう。

不動産の売買金額が高額になればなるほど、印紙税の金額も高くなります。

 

「登録免許税」は不動産の登記を行うときに支払う税金です。

例えば、抵当権抹消登記を行うときは不動産の売却一件につき1000円支払う必要がります。

また、司法書士に手続きを依頼すると、手数料込みで数万円かかる可能性もあるため、注意しなければいけません。

不動産売却で利益が発生した場合は「譲渡所得税」が発生することも知っておきましょう。

不動産の購入金額より安値で売却しても、譲渡所得が発生することがあるため、必ず計算するようにしましょう。

 

税金に対する考え方とは

 

不動産売却による税金は、上記の三種類が大部分を占めます。

また、税金のメカニズムもとてもシンプルなことが特徴ですね。

例えば、4000万円の不動産を6000万円で売却できた場合、譲渡所得の2000万円に対して税金がかかります。

譲渡所得の税率は20%であるため、2000万円の20%である400万円が課税されることを知っておきましょう。

また、復興所得税も考慮すると、厳密には20.315%の税率です。

不動産の所有期間が5年未満であれば、税率が40%まで上がる恐れがあるでしょう。

これは、短期間で不動産の売買を繰り返することを防止する役割があると言われています。

不動産売却の税金についてお悩みの方は、税理士に相談することをおすすめします。

 

また、譲渡所得の税金の内訳は15%が所得税で、5%が住民税です。

仲介手数料や印紙税は経費にできるため、税金での課税分を削減できることを知っておきましょう。

このように、不動産売却で、譲渡所得と仲介手数料、印紙税が同時に発生するケースがほとんどです。

税金の支払いを準備することで、慌てることなく納税できます。

税金に関する詳細は、インターネットで細かい情報を確認しておきましょう。

 

不動産売却で税金はいつ頃発生するのか

 

不動産売却で支払うタイミングを知っておくことは、とても重要です。

「譲渡所得」の内訳は住民税と所得税から構成されています。

これら二種類の税金の支払うタイミングが、異なることを知っておきましょう。

所得税」は、売却した翌年の確定申告で支払う必要があります。

住民税」は、確定申告の期間から約3ヶ月後に支払いが発生します。

つまり、税金を二回支払う必要があることを必ず知っておきましょう。

また所得税の支払いに関しては、振替納税を選択した方の場合、4月20日ごろにお支払可能です。

積極的に活用していきましょう。

 

税金の発生時期も異なります。

「印紙税」は、売買契約書の契約時に税金が発生します。

「登録免許税」は不動産の引き渡し前に税金が発生することを覚えておきましょう。

なぜなら、抵当権の抹消登記が売買契約後に行われるからです。

このように、税金の支払うタイミングがそれぞれ異なることをご紹介しました。

一度の税金で全て納税完了ではないため、払い忘れがないようにしましょう。

 

また、3000万円の特別控除に関しては注意が必要です。

居住していない不動産の売却では適用できない可能性が高いです。

特別控除とは、不動産売却で利益が発生した場合に適用できます。

10年以上不動産を所有しており、居住している方であれば、適用できるケースがあるでしょう。

特別控除は、譲渡所得から3000万円まで控除できるものの、適用が認められるケースは何点か条件があります。

そのため、特別控除が適用できると確信していたのに、居住していないために控除できず、想定外の予算計画になってしまうケースも考えられるでしょう。

ここまで、税金の支払うタイミングと考え方、主な税金の種類と特別控除の注意点についてご紹介しました。

 

しかし、税金の支払いが滞ってしまうと、どうなってしまうのでしょうか。

まず、税率が加算されるため、不動産売却の利益が減少してしまいます。

これは意図的でなくても、税額が加算されるため税金の支払いを忘れないようにしましょう。

納税日を過ぎても、税金の支払いを行わない場合は税務署から連絡や支払いの書類が自宅まで郵送されます。

個人信用に関わる問題であるため、納税日をメモしておくなど、売却後の手続きもスムーズに進められると良いですね。

 

まとめ

 

今回は、不動産売却の税金についてご紹介しました。

税金について知っておくことで、スムーズに不動産売却が進むと良いですね。

お困りの方は、お気軽に当社までご相談ください。