空き家の維持費はいくら?わかりやすく解説

2026年07月22日

空き家の維持費はいくら?年間にかかる費用と負担をわかりやすく解説

 

「実家を相続したけれど、そのまま空き家になっている…」
「空き家を持っているだけで、どれくらいお金がかかるの?」

このような疑問をお持ちの方は少なくありません。

空き家は誰も住んでいなくても、所有しているだけでさまざまな維持費がかかります。また、適切な管理をしないまま放置すると、建物の劣化や近隣トラブルにつながる可能性もあります。

今回は、空き家の維持費の内訳や年間でかかる費用の目安、維持費を抑える方法についてご紹介します。

 

空き家の維持費にはどのようなものがある?

空き家を所有していると、主に次のような費用が発生します。

・固定資産税・都市計画税

・火災保険料

・建物や庭の管理費

・水道・電気などの基本料金

・修繕・メンテナンス費用

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1. 固定資産税・都市計画税

空き家でも、不動産を所有している限り固定資産税は毎年かかります。

税額は土地や建物の評価額によって異なりますが、一般的な住宅では年間数万円から十数万円程度になるケースが多くあります。

また、市街化区域内では都市計画税がかかる場合もあります。

 

2. 火災保険料

空き家でも火災や自然災害に備えるため、火災保険への加入を検討することが大切です。

保険料は建物の構造や補償内容によって異なりますが、年間数万円程度が目安です。

なお、長期間空き家となる場合は、契約条件が通常の住宅と異なることもあるため、保険会社へ確認しましょう。

 

3. 草刈りや庭木の管理費

空き家は定期的な管理が欠かせません。

特に、

・草刈り

・庭木の剪定

・落ち葉の清掃

などを行わないと、景観の悪化や害虫の発生、近隣への迷惑につながることがあります。

管理を業者へ依頼する場合は、1回あたり数千円から数万円程度かかることがあります。

 

4. 水道・電気などの基本料金

定期的な換気や設備点検のために、電気や水道を契約したままにするケースもあります。

使用量が少なくても基本料金が発生するため、年間では数万円程度になることもあります。

 

5. 修繕・メンテナンス費用

人が住まない家は、想像以上に劣化が早く進みます。

例えば、

・屋根の修理

・外壁の補修

・雨漏りの修繕

・給排水設備の交換

など、大きな修繕が必要になると数十万円から数百万円かかることもあります。

定期的な点検を行うことで、大規模な修繕を防げる場合があります。

 

空き家の維持費は年間いくら?

物件の状況によって異なりますが、一般的には年間10万円〜30万円程度かかるケースが多くあります。

さらに修繕が必要になった場合は、それ以上の費用が発生することも珍しくありません。

「使っていない家だから費用はほとんどかからない」と思われがちですが、実際には継続的な負担が生じます。

 

空き家を放置するリスク

維持費だけでなく、管理を怠ることで次のようなリスクもあります。

・建物の老朽化が進む

・雑草や害虫の発生

・不法侵入や不法投棄

・近隣とのトラブル

・資産価値の低下

また、建物の状態によっては自治体から適切な管理を求められる場合もあります。

 

維持費を抑える方法

空き家を所有している場合は、今後の活用方法を早めに検討することが大切です。

例えば、

・売却する

・賃貸として活用する

・空き家バンクへ登録する

・ご家族で活用方法を話し合う

など、状況に応じた選択肢があります。

早めに相談することで、維持費や将来的な負担を軽減できる可能性があります。

 

まとめ

空き家は住んでいなくても、固定資産税や保険料、管理費などさまざまな維持費がかかります。

さらに、放置することで建物の劣化や資産価値の低下につながることもあるため、早めの対応が大切です。

「まだどうするか決めていない」という場合でも、現在の状況を把握し、今後の選択肢を知っておくことで安心して判断できます。

 

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